中国で人権派弁護士と民主活動家起訴 政治集会に参加後逮捕
中国で政治集会に参加した後、中国当局に国家政権転覆の容疑で逮捕されていた人権派弁護士と民主活動家が起訴されたことが分かりました。
5日までに起訴されたのは人権派弁護士・丁家喜氏と著名な民主活動家・ 許志永氏の2人で、国家政権転覆の疑いで中国当局に逮捕されていました。2人は、おととし12月に福建省で開かれた国政について議論する集会に参加していて、これが問題視されたとみられていますが、中国当局は容疑の詳細を明かしていません。
「夫は7日間、拷問用の椅子に縛られて、一日中寝させてもらえなかった。当然無実と信じています。裁判を絶対公開するよう求めています」(丁家喜氏の妻 羅勝春さん)
丁氏らが参加した集会をめぐっては、人権派弁護士の常イ平氏(37)も、現在、国家政権転覆の疑いで逮捕されていて、家族が釈放を求め続けています。
※常イ平氏の「イ」は左が「王」、右が「韋」です。